AWS Route53 へのドメイン移行に躓いた件の備忘録
Google Domain でドメインをホストしてもらっていたのだが、不条理な理由でドメインをバンされるという事件を多数聞みかけるようになり、AWS にてドメインをサーブしてもらうことにした。しかしながら Route53 に移行した際に、しばらくの間アカウントが不通状態になってしまい、大変に困惑したため、その経緯について記述しておくこととする。
【問題点】端的に原因を述べるならば、知識不足が原因だった。要は DNS について知らなかったのである。この私が。ずっと NS レコードが AWS の DNS サーバにあればうまくいくと思っていたのだが、いつまでたっても正常に復帰しない。色々と手を尽くしてみたが、解決しないで途方に暮れていた。
【原因】解決の糸口になったのは、何故か「ネームサーバー」が Google ドメインのママであったことだった。いま思えば、ドメインの移管時にネームサーバーの項目を「推奨」という理由で何も考えずに設定したのが悪かったのではないかと思っている。
【解決手法】「ネームサーバー」の URL を AWS Route53 の NS レコードにあった URL と一致させた結果、数週ぶりに独自ドメインでアクセスできるようになった。
【再発防止策】
- AWS の有償サポートを契約する
- 再現性のある予行演習を行う
結語
一個人のウェブサイトだったので問題とならなかったが、仮に仕事のアカウントだったりした場合は大事になる問題であった。次にドメインの移管をする際には、再発防止に気をつけたいと思う次第である。
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